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                重要であると前回書きましたが、現状分析に時間を多く費やす必要性はもうひとつあります。
                 
                 
                 コーチング、カウンセリングの目標達成や問題解決のためにクライアントの行動変容を目的としてセッションを行います。
                しかし、パーソナリティの変容が伴なわない行動の変容は、3日ももちません。
                 
                 
                 現状分析でクライアントの心が整理されて、「こうゆう理由なので、今までの自分を変えたい」というパーソナリティの変容
                欲求が起きることが受容です。それがないままコーチ、カウンセラーが「問題解決方法は何がありますか?」、「ではそれをい
                ゆやりますか?」とうわっつらのコーチング、カウンセリングをしてきれいにまとめても、クライアントは心から納得していないので
                行動の変容を起こそうとしても途中で辞めてしまうでしょう。
                 
                 
                 このような理由からもコーチ、カウンセラーは現状分析に時間を多く費やす必要があり、現状分析がしっかりできれば、解
                決方法もおのずと出てくるものです。
                 
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